出席委員会 |
| 鳥巣 悟 出席委員長 10/ 3 30 (0名MAKEUP) 30/39(40) 76.92% 9/26 32 (1名MAKEUP) 33/39(40) 84.62% 9/19 29 (5名MAKEUP) 34/40(41) 87.18% ※出席免除会員:1名
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卓 話 |
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「 ゲートキーパーについて 」 兵庫県弁護士会ゲートキーパー立法 防止対策本部 副本部長 藤原 孝洋 氏
平成18年10月3日 写真上:卓話講師 藤原 孝洋 氏 写真下:講師を紹介する永井幸寿会員
Q ゲートキーパー制度とは何か。 A ゲートキーパー制度は、マネー・ロンダリング対策やテロ資金対策のために弁護士、公認会計士などの専門職を金融取引の門番(ゲートキーパー)にしようとする制度であって、FATFの勧告がその内容を定めている。この制度は、マネー・ロンダリングやテロ資金の移動に利用され得る金融取引について、代理人や助言者として関与する弁護士、公認会計士などの専門職を取引の門番役(ゲートキーパー)として、その疑いのある取引を報告させる等の義務を課すことによって、これらの資金移動を抑制しようとする制度である。
Q どのような機関がゲートキーパー制度を定めているのか。 A OECD加盟国を中心とする31か国・地域及び2国際機関が参加する政府間機関であるFATF(金融活動作業部会)が、その勧告でゲートキーパー制度の内容を定めている。 FATFは、1989年のG7アルミッシュ・サミット宣言を受けて、マネー・ロンダリング対策の推進を目的として設立された組織で、現在では、テロ資金対策の推進もその目的に加えられ、OECD内に事務局が置かれている。
Q 弁護士の全ての業務について、上記各義務が適用されるのか。 A 上記各義務が適用されるのは、弁護士の全ての業務ではなく、弁護士の業務のうち、不動産の売買、依頼者の資産の管理、銀行預金等の口座の管理、会社の設立運営のための出資金のとりまとめ、法人等の設立運営・事業組織の売買という特定の取引準備又は実行をする場合である。
Q 日弁連をはじめとする世界の弁護士会がゲートキーパーに反対したのはなぜか。 A 日弁連はアメリカやカナダ、ヨーロッパの弁護士会と共同して、この制度の導入に対して強く反対してきた。 疑わしい取引の届け出は、金融機関による資金凍結(組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律第22条「没収保全命令」)に直結しているのであり、誤った捜査は対象者の経済的破綻をもたらしかねないものである。この制度の恐ろしさは単に金融機関担当者レベルの「疑わしい」という判断のレベルで、金融取引に関する情報が法執行機関に通報され、これに基づく強力な対応措置が可能とされていることである。通報者は依頼者との関係では民事免責を受けているので、自らの処罰や懲戒を避け、リスクを減らそうとする心理からは、確たる疑惑がなくても通報しようとする傾向がある。 弁護士は国家権力との対抗の中で市民の人権を擁護することを職責のひとつとしており、職業的秘密の原則は、このような職業の本質に根ざすものである。時の政府又は政治権力から独立していることが(弁護士自治)、人権の擁護と社会正義の実現の基盤なのである。この基盤を支える義務として、守秘義務は国民の弁護士制度・司法制度への信頼の基盤となっている。ゲートキーパー制度は、この基盤を文字通り掘り崩してしまう危険性がある。 すなわち、報告義務制度が導入されれば、弁護士の業務がやりにくくなるだけでなく、弁護士は自らの依頼者について告げ口をするような不本意な行動を強いられ、通報した事実を依頼者に開示すること(「内報」=tip off)も禁止された状態で仕事を続けなければならない。依頼者は真に重要なことは弁護士に話せなくなり、弁護士と依頼者との基本的な信頼関係は破壊されるだろう。「疑わしい」というレベルで弁護士に通報義務を課せば、誤った通報は避けられず、これによって自らの依頼者の経済的な破滅をもたらす可能性は避けられない。 この制度の導入によって依頼者が弁護士に真実を話さなくなれば、弁護士は依頼者が法律を遵守して行動することを適切に援助することもできなくなる。このことによって、依頼者による違法行為という結果を招くリスクが生まれるのである。依頼者の違法な行為を金融監督機関に通報することによる違法行為の予防、抑止の効果よりも、多くの依頼者が適切な法的アドバイスを受けられなくなるリスクの方が格段に大きいと言わざるを得ない。 このように、弁護士に対するゲートキーパー規制を認めれば、弁護士が正当な依頼者の利益を守ることができなくなる。報告義務が制度化されれば、弁護士は依頼者=市民の守り手ではなく、法執行機関のスパイとみなされ、職業としての弁護士制度の崩壊を招く危険性すらあるのである。このことが日弁連がこの制度に強く反対する理由である。
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委員会報告 |
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- 国際奉仕委員会 岡野 重和 委員長
- 留学生の為のバザー用の出品を10月17日までに事務局までお願いします。
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その他報告 |
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| 写真左:委嘱状付与する奥田会長と中橋副会長カウンセラー 写真右:ゴシュリピカ米山奨学生を挟んで奥田会長と中橋副会長
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同好会報告 |
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なかよし会 吉井 邦弘 世話人 第55回なかよし会 とき:11月15日(水) 10時28分スタート 場所:サイプレスゴルフクラブ 18ホール、スループレイ。表彰式、懇親会はサイプレス内で行います。 |
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ニコニコ箱の報告 |
| 野田 浩二 副SAA 岩崎 さん 寄神さんホールインワンあらためておめでとうございます。 記念品ありがとうございます。 ケイタイ番号変更しました。07050476106です。 よろしくお願いいたします。 市原 さん 永井さん 本日は大変お世話になりありがとうございました。 寄神 さん 日曜日に広野GCでクラブ選手権予選を20人中6位で通過しました。 来週からマッチプレーが始まります。 松原 さん 寄神さん記念品ありがとうございます。 高橋先生女房がお世話になっています。 桑田 さん 寄神様4回目「ホールインワン」おめでとうございます。 記念品を頂戴し、ありがとうございます。 吉井 さん ロータリーの友に「サウナ風呂 ビールのために あと二分」 という句が載りました。 奥田 さん 藤原先生 本日の卓話宜しくお願いします。 平山 さん @うれしいことではありませんが、先週から今週、テレビに 2度顔が写った様です。「はばタングッズ」売れゆき好調と いうことでの取材でしたが、実際は… A寄神さんありがとうございます。 河村 さん 寄神さんホールインワンのお祝いの品有難うございます。 福原さんようこそ 山口 さん 誕生日 55才です。 永井 さん 藤原先生をよろしく。ゲートキーパーのお話 紀伊國谷 さん 寄神さん 記念品有難うございました。 角田 さん 寄神さん お目出とうございます。 私も一回はしてみたいものです。 野田 さん 寄神さんありがとうございます。今年こそは…
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| 『友』インターネット速報 2006年10月10日 No.254 イエメンの保健担当官をポリオ撲滅の英雄に- 世界ポリオ撲滅計画は、6月21〜22日にかけてイエメン・サナアで開催したポリオ撲滅に関する会議で、ポリオ撲滅のボランティア活動中に交通事故で亡くなったイエメンの保健担当官アデル・モハンマド・ハッサン・アルジェブリ氏を英雄としてたたえ、「Polio Eradication Hero Award(ポリオ撲滅英雄賞)」を授与。このことがスーダンのポリオ・プラス委員会委員長により国際ロータリーに伝えられました。
イエメンの保健大臣はこの賞を亡くなったアルジェブリ氏の父に手渡し、彼の家族に政府、そして世界ポリオ撲滅計画の感謝と哀悼の意を表しました。 賞状と賞金を授与する今回の表彰は、「Polio Eradication Heroes Fund(ポリオ撲滅英雄基金)」から授与されます。この基金はアメリカ・アトランタに拠点を置くアメリカ疾病対策センター(CDC)財団によって、ワクチン投与などの活動中に死亡、または重症を負うボランティアたちをたたえる目的で、2000年に設立。ロータリー財団もその設立にあたり、5万米ドルの資金援助を行っています。
『友』ホームページ情報- 『友』ホームページでは、2006−07年度地区大会の開催日程などを、地区順と開催順の2通りで紹介しています。すでに開催された大会の様子は、今後、お写真とともに紹介していく予定ですので、ご期待ください。開催日程については、『友』ホームページ(日本語)
http://www.rotary-no-tomo.jp/jpn/index.html の画面左側にある「2006−07年度地区大会(地区順)」、「2006−07年度地区大会(開催順)」の各項目をクリックしてご覧ください。
『友』インターネット速報 2006年10月3日 No.253 新世代のためのパートナープロジェクト- アメリカ・カリフォルニア州ロスアルトス・ロータリークラブ(RC)は、児童・生徒たちの出席率と成績の向上に貢献しました。この成功により、同クラブは、6月に、新世代のためのパートナープロジェクトにおける国際ロータリーの意義ある業績賞を受賞しました。
ロスアルトスRCは、1995年、このプロジェクトに着手。初めに、小学生の学習指導員を募りましたが、次第に高校教員や裁判所の少年指導官まで参加するになりました。彼らが目標を設定し結果を出せるよう相談・指導したところ、児童・生徒の成績が著しく向上しました。また、子どもたちと指導教員との関係は卒業後も続き、定期的な相談が続けられています。 現在、40人の小学校の学習指導員と120人の高校教員が参加し、さらに他クラブとの連携を図る予定です。地元では、新しいボランティアを常に募っており、地域ぐるみの活動を広げています。
『友』ホームページ情報- 『友』ホームページでは、友事務所にお送りいただいた、各クラブの週報から、例会での会長の話や卓話を掲載しています。『友』誌とは違った視点で選び、多様なテーマを取り上げ、多彩なスピーカーが登場しています。随時、追加掲載していますので、ご覧ください。
http://www.rotary-no-tomo.jp/jpn/index.html です。 左段のバー、「クラブ例会から(卓話)」「クラブ例会から(会長の時間)」からお入りください。
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今後の卓話予定 |
| 10月 [ 職業奉仕・米山月間 ] 10日 休 会 (定款第5条第1節により) 17日 「 アラブ首長国連邦“ドバイ”の今 」 会員卓話 寄神 正文 会員 −Menu− 松花堂弁当 24日 「 宝塚歌劇団の裏話 」 元宝塚歌劇団雪組 麻愛(まちか)めぐる 氏 31日 「 人生にも組織にも踊り場が必要 」 会員卓話 吉田 泰弘 会員 11月 [ ロータリー財団月間 ] 7日 例 会 「 R財団委員会プログラム 」 第6回理事会 14日 例 会 「 未 定 」 会員卓話 吉井 邦弘 21日 例 会 「 未 定 」 会員卓話 橋本 猛央 28日 例 会 「 未 定 」 会員卓話 畑 幸弘
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本日のロータリーソング・BGM |
| 10/17 ロータリーソング 「 小さい秋見つけた 」 BGM 「 The Last Waltz 」 「 Never On Sunday 」 「 La Valse Des Lilas 」
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