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週報一覧

No.04  2012年7月25日号

前週の報告①

☆2012年7月24日  第942回例会

「 8月 会員増強月間に因んで 」

当 番  会員増強委員長 髙橋  玲比古 会員

「 神戸中ロータリークラブについて 」

ロータリー財団国際親善奨学生 腰野 雄平さん


司  会  紀伊國谷 隆 SAA
点  鐘  髙橋 邦雄 会長

前週の報告②

本日のお客様紹介 大谷 秀明 会員

お客様 神戸西RC  村野 利昭 さん
    ロータリー財団国際奨学生 腰野 雄平さん
    米山記念奨学生 ランマヤタマン さん
    DMD協会  井上 理子 さん

RCソング
 山田 恵子 会員
 「線路は続くよ」

BGM
 「Charmaine」
 「Gelsomina」
 「Forever Linda」
 ピアノ演奏 森田 純子 さん

会長報告

髙橋  邦雄 会長

皆さん、こんばんは。暑い日が続きますが、お元気ですか?各委員会、委員さんには力強い抱負を述べていただき、有難く思っております。一年間よろしくお願いします。
先日、人と人との出会いということで、良い話を聞きましたのでご紹介します。
大手航空会社に勤める若いキャビンアテンダント(CA・スチュワーデス)さんの話です。彼女が沖縄から東京行きの便に乗務していた時のことです。機内にある一組のご夫婦が乗っていらっしゃいました。そのご夫婦は、席の前に幼い2人の子供の写真を立てて、座っていらっしゃいます。彼女は何か訳があるのだろうと思いました。少し躊躇しましたが、勇気を出して写真のことを聞きました。ご夫婦は、写真の子供さんを東日本の震災で亡くされたのです。写真は亡くなったお子さんの遺影でした。「沖縄へは子供と一緒に旅行に行く約束をしていたので、行きました。」と話してくれました。彼女は胸がいっぱいになり、このご夫婦に何か出来ることはないかと考え・・・ 機内の同僚達に一言ずつ折り紙に寄せ書きをお願いして、ご夫婦に渡しました。
胸が熱くなる話です。続きがあります。
暫らくして航空会社の社長の元にご夫婦から一通の手紙が届きました。手紙には、温かい心遣いや励ましのお礼が書いてありました。その中で、「実は私達2人は沖縄旅行が済んで家に戻ったら、2人の子供の後を追って自殺しようと思っていたのです。」というのです。「でも皆さんの温かい心遣いに触れて、二人でこれからも生きていこうと決心することが出来ました。この飛行機に乗れて良かった。」と。
人のことを、人を思いやる勇気の行動に感動いたしました。一期一会の出会いの中で、人としてどう振舞えるのか、試されているのだとつくづくと感じました。
今週もよろしくお願いします。

幹事報告

岩﨑  重曉 幹事

1.友好クラブである東京大崎ロータリークラブの27周年記念例会の
  記録DVDを受付に置いていますので、順次ご覧ください。

2.来年5月17日・18日に広島世界平和フォーラムが開催されますが
  国内全ロータリアンにおひとり300円の協賛金のお願いがまいりました。
  後日集金いたしますのでご協力方お願いいたします。

3.他クラブ週報が来ていますので回覧ください。

4.次週7月31日の例会は8月4日(土)夏の家族例会へ移動となりますので
  お間違いなきようお願いいたします。

5.8月7日(火)17時からクラブアッセンブリーが開催されます。関係各位
  は忘れずご出席ください。

卓話

「 8月 会員増強月間に因んで 」

当 番  会員増強委員長 髙橋  玲比古 会員

もしも高校野球のマネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだらという本はご存知の方も多いと思います。200万部を超えるベストセラーとなり、マンガや映画にもなりました。この本は、元の『マネジメント』の訳者で日本ドラッガー協会の会長もつとめておられる上田さんも大絶賛されておられるそうです。先日、この本のなかで取り上げられているイノベーションのためには、新しい人を取り入れること、すなわち会員増強が必要であることをお話させていただきました。今日はその続きのお話です。
野球部を取り巻くストーリのなかで、キャプテンを決めるプロセスを描いたところがあるのですが、ドラッガーの原著ではリーダーの条件として、学ぶことのできない資質、後天的に獲得できない資質、はじめから身につけていなければいけない資質が一つあるとしています。それは才能ではなく、真摯さ(integrity)であると・・。組織のマネジメントのあらゆる局面でリーダーの真摯な姿勢が求められると思いますが、特に高度に情報のやり取りが可能となった現代社会では、リーダーの不用意な発言が企業は危機に追い込むことがよくあります。食中毒を起こした乳製品メーカーの社長がマスコミの追求に『そんなこと言ったってねぇ、わたしは寝ていないんだよ!!』との発言、事故を起こし社会に多大な損失をもたらした電力会社の社長が『料金の申請というのは、われわれ事業者としての義務というか、権利です』などの発言で企業は社会から激しいバッシングに会ったことはみなさまもご存知のことと思います。こういった事例を見ると、リーダーが兼ね備えるべき重要な資質の一つとして真摯さを挙げたドラッガーの慧眼には活目すべきものがあります。ドラッガーの思想の根底には若い時に経験した7つの教訓に基づいているようです。
今日はそのうちの3つ、ヴェルディーからの教訓、ファイディアスの教訓、そしてシュンペーターの教訓をお話したいと思います。
ヴェルディーの教訓。18歳でハンブルグ大学に入学したドラッガーは講義に出席せず、商社で見習いをし、夜は毎日ハンブルグ図書館に、週一回は当時ヨーロッパ最高水準であったハンブルグオペラ座に通っていたそうです。そこでヴェルディー80歳の超大作オペラファルに出会います。その壮大さに圧倒されました。ヴェルディーが80歳という年齢で並はずれてむずかしいオペラをもう一曲書くという大変な仕事に取り組んだのかという問に答えた彼の答えを知りました。『いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった』。ドラッガーは『私はこの言葉を忘れたことがない。それは心に消すことのできない刻印となった。私は、そのときそこで、一生の仕事が何になろうとも、ヴェルディのその言葉を道しるべにしようと決心した。いつまでも諦めずに、目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう、失敗し続けるに違いなくとも完全を求めていこうと決心した』と彼の著書プロフェッショナルの条件で述べています。
フェイディアスの教訓。フェイディアスからの教訓紀元前440年ころ、彼はアテネのパルテオンの屋根に建つ彫像群を完成させました。それらは今日でも西洋最高の彫刻とされています。しかし、その彫像の完成後、フェイディアスの請求書に対しアテネの会計官は『彫像の背中は見えない。誰にも見えない部分まで彫って、請求してくるとは何ごとか』と言って、支払いを拒んだそうです。それに対して、フェイディアスは次のように答えたそうです。『そんなことはない。神々が見ている.』と。ドラッガーは『今日にいたるも、私は到底そのような域には達していない。むしろ、神々に気づかれたくないことをたくさんしてきた。しかし私は、神々しか見ていなくとも、完全を求めていかなければならないということを、そのとき以来、肝に銘じている』と述べています。
シュンペーターの教訓。ヨーゼフ・シュンペーター(1884-1950)は世界的経済学者でハーバード大学教授、アメリカ経済学会会長を務めていました。またシュンペーターとドラッガーの父、アドルフは昔からの友人でした。1949年のクリスマスにドラッガー親子はシュンペーターを訪問したそうです。その時、ドラッガーは『あなたは何によって人に知られたいですか?』と問うたそうです。シュンペーターは『今は一人でも多くの優秀な学生を一流の経済学者に育てた教師として知られたいと思っている』『私も、本や理論で名を残すだけでは満足できない歳になった。人を変えることができなかったら、なにも変えたことにならいないから...』と答えたそうです。ドラッガーは著書の中で、人は自分が何によって世に知られたいかを自問しなければならない。その問いに対する答えは、年をとるにつれて変わっていかなければならない。本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えるということであるとその時学んだと述べています。
皆様はすでにお読みになっておられると思いますが、今一度読んでみられたらいかがでしょうか。ご清聴有難うございました。



「 神戸中ロータリークラブについて 」

ロータリー財団国際親善奨学生 腰野 雄平さん

昨年度(2011年度)神戸中ロータリークラブより国際親善奨学生として推薦した腰野雄平さんがアメリカ、テネシー州ナシュビルに派遣されることが決まっております。8月より渡米する際、先方のロータリークラブ等での自己紹介用プレゼンテーションを英語でおこなっていただきました。
今日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。私は日本の神戸から来た腰野雄平と申します。今日は自己紹介、ナシュビル、神戸そして、神戸中ロータリーについてお話します。はじめは、自己紹介です。ご覧の通り、私の名前は腰野雄平と申します。またニックネームも持っており、ゲリーといいます。それは、私自身の経験に基づいています。二年前、自分自身の専攻を勉強するために、ニューヨークに一年間滞在していたときのことです。当時、私はニックネームを探していました。なぜなら、多くの海外の友達は、私の名前を覚えることができなかったためです。そのとき、一人の友人に何かいいアイデアはないかと尋ねた際に、彼は、ゲリーはどうかと言いました。というのは、私がアメリカについてからずっと下痢をしていたたでした。それ以来、面白いと思いずっとこの名前を使っています。私は神戸で生まれ、育ちました。現在は、神戸大学の大学院生をしています。時間があるときは、ランニングをしたり、サッカーを友達としたりしています。次の写真は、家族校正を表しています。家族は七人です。私、母、父、姉、姉の旦那さん、姉の赤ちゃん、おばあちゃん、そしてペットのイブです。次は、将来の目標についてです。私、将来、経済学者になりたいとおもっています。それを実現するプランを持っており、次の通りです。40歳までに開発経済学の分野で活躍する。32歳で、経済学の博士課程を修了する。28歳までに途上国で二年間働く。そして26歳に、今度行くVanderbilt Universityで修士過程を終わらすことです。
 次は、ナシュビルについてです。このスライドに書いてあるように、ナシュビルは、アメリカ、テネシー州に位置しております。人口は、1,422,544人で、面積は1362.5&#13218です。天候は、梅雨の時期は無い以外は、ほぼ神戸の天候と一緒です。またナシュビルはカントリーミュージックでも有名です。この地図の中でどこにナシュビルは位置しているか知っていますか。ナシュビルはここです。これらはナシュビルの写真です。次は私が行くナシュビルのロータリークラブについてです。ガバナーは、Mr Dan Mac McCormickで、奨学金委員長は、Dr. Ted Brownです。私は、Vanderbilt University のGraduate Program in Economic Developmentに所属する予定です。
三番目は、神戸についてです。神戸はここに位置しており、東京はここです。神戸と東京の距離は、ナシュビルとシカゴの距離くらいです。人口は、1.544.873で、面積は、55.26です。神戸はCultural Diversityが特徴的です。これらの写真は、Cultural diversityを表しています。
 最後に、私を派遣してくださった神戸中ロータリークラブに関してです。神戸中ロータリークラブは、1992年に作られ、会長は高橋邦雄です。2012年の運営方針は、“ロータリー活動で上質の生活を“です。また三つの目標があります。(1)楽しく価値ある例会 (2)みんなが出来る身近な奉仕 (3)会員増強です。これらの写真は、例会でのものです。以上が今回のプレゼンテーションの内容です。ありがとうございました。

出席報告

☆出席委員会 委員長 米田 修 会員

7/24   23名(0名MAKEUP) 28/37 72.29%
7/17   28名(0名MAKEUP) 28/37 75.68%
7/10   31名(0名MAKEUP) 31/37 83.78%

委員会報告

親睦委員会 委員長 髙井 敏郎 会員

ほろにが会のご案内 8/4花火大会のご案内

その他の報告

ゴルフ同好会 吉井 邦弘 会員

77回なかよし会の成績発表

ニコニコ箱

副S.A.A. 細谷 眞弓 会員

北田   さん  中橋さん 真野さん 岡田さん 御三方のお陰で、
         なかよし会初優勝できました。ありがとうございました。
奥田   さん  米田さん 学生が大変お世話になり有難うございました。
河村   さん  平山さん 本日は有難うございました。
紀伊國谷 さん  兵庫県高校野球 長田高校がベスト8に進出しました。
鳥巣   さん  これから夏本番です。お身体大切にしましょう。
         先週夏カゼで例会を休みました。
岩野   さん  寄神さん 有難うございました。

例会予定

8月14日  休会  定款第6条第1節により
8月21日  第945回例会  「 石丸ガバナー公式訪問 」
8月28日  第946回例会  「 9月新世代月間に因んで 」
              当番  新世代委員長 橋本 猛央 会員

本日のRCソング・BGM

RCソング
 「線路は続くよ」
BGM
 「Charmaine」
 「Gelsomina」
 「Forever Linda」

中橋 康行
apple.yasuyuki@kdr.biglobe.ne.jp

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