幹事報告

岡田　利夫　幹事

・ロータリーの友事務局から9月号の目次がメールで届いています。
　メールを見ておいて下さい。

・ロータリーの友事務局から自然災害に備えて独自のシステムを持つクラブに
　情報募集の要望がありました。協力を御願いします。

・ロータリー財団セミナーのご案内が届いています。

　　　　日時　2015年10月12日（月、祝）
　　　　受付　　　13：00～
　　　　セミナー　13：30～16：45
　　　　場所　神戸学院大学ポートアイランドクキャンパス
　　　　　　　D号館　2F　201号室
　　　　出席者　会長、幹事、会長エレクト、ロータリー財団委員長、
　　　　　　　　国際奉仕委員長、社会奉仕委員長、の中から3名

・ポリオ撲滅チャリティーゴルフコンペのご案内が届いております。

　　　　日時　2015年11月16日（月）　スタート8時
　　　　締切　2015年　9月30日（水）
　　　　場所　小野ゴルフ倶楽部

・神戸っ子出版から　丸尾研一ガバナーの取材で国際ロータリー第2680地区の取り組みを紹介しております。人数分受付に置いてありますのでお持ち帰りください。

卓話

「　基本的教育と識字率向上月間に因んで　」

当　　番　　社会奉仕委員会委員長　野田　　浩二　会員


本日の卓話は来月のロータリー月間に因んで基本的教育と識字率向上です。例をあげて勉強していきたいと思いますので宜しくお願いします。

世界には、学校教育が受けられない子供たちが6,700万人、読み書きができない15歳以上の人たちが7億7,500万人以上います。女性・女子は世界の非識字人口の64％以上を占めています。この割合は1990年以降ほぼ変わっていません

ロータリーは、世界の地域社会で、テクノロジー、教員研修、職業研修チーム、給食、廉価な教科書を提供する教育プロジェクトを支援しており、地域社会が基本的教育と識字率、教育機会における男女差、成人の識字教育を自力で改善できるよう、その能力を高めることを目標としています。
この目標を達成するためには
・ロータリーに入会し、世界中で教育を支援する
・基本的教育と識字率向上を応援するための寄付をする と言うことです。

ロータリーによる教育支援活動の例
「女子にも教育を」危険を顧みずアフガニスタンへ
ラジャ・ジャンさんがそう思い立ったのは2005年のことでした。当時は、武装勢力のタリバンが女児教育への過剰な圧力をかけており、ジャンさんの考えは大きな危険を伴うことでした。学校が設立された2008年、国内では、爆弾、銃、毒ガスや酸性物質、手榴弾で武装したテロリズムによって、教師や学校職員、生徒など149人の命が失われました。
しかし、ジャンさんはひるみませんでした。アフガニスタンの教育省とかけ合った末に政府高官を説得し、首都カブールから30km離れた村の土地を寄贈してもらいました。「ザブリ教育センター」と名付けられた教育施設は今年で6年目を迎え、幼稚園から中学校までの女子400人に教育の場を提供しています。この教育センターがなかったら、多くの少女に教育への道が開かれることはなかったでしょう。
「知識は一度身につければ、誰も奪うことはできない」
そう話すジャンさんは、少女たちの、そして地域社会で起きている変化を、はっきりと感じています。
女子の学校を設立するために、アフガニスタンに行く決意をした理由は何ですか？
女の子たちが置かれている過酷な状況を知り、何とかしたい、学校がないなら建てればいい、と感じたんです。その時、私はダクスバリー・ロータリークラブの会長を務めており、みんなで募金活動をすることを決めました。たった1日で、65,000ドルも集まったんです。2008年には、『君のためなら千回でも』や『千の輝く太陽』の著者、カーレド・ホッセイニさんを紹介する2つのイベントを実施して、12万ドルもの募金を集めることができました。そこで私たちは、7つの村を含むカブール近郊の地域に学校を建てることにしました。そこは貧困地域で、女子のための学校などありませんでした。学校を建てることで何とか貧困の打開につながれば、と私は願いました。
・ 村人からの反発はありましたか？
「どうしてこんなところにいるんですか。家の中に入って、うちの女たちとお茶でも飲みなさい」
はじめて村を訪れたとき、近寄ってきた男性にこう言われたんです。私は言い返しました。「学校を建てるんです。そのために外に出ているんですから、あなたにも慣れていただかなければなりません。私は家の中で座っているようなことはしません」 村の男たちは、女性に反発されたことなどなかったのでしょう。開校前日、もっと多くの男の人がやってきて、「この学校を男子の学校にもできることを分かってほしい。この地域社会は男で成り立ってるんだから」と言うんです。私は答えました。「残念ですが、大切なことが何も分かっていませんね。これから教えてあげますよ」 彼らはその場を去り、再び会うことはありませんでした。
学校ができて、少女たちや地域社会にどのような変化が起こりましたか？
学校で最初に教えることの一つ、それは、父親の名前の書き方です。それで、自分で書いた父親の名前を家に持ち帰って、親に見てもらうんです。父親たちは学校にやってきて、涙ながらに「娘が自分の名前を書いてくれた。私にはそれができない」と言うんです。このときほど、心を揺さぶられることはありません。娘たちに最高のこと、つまり、教育への道を開いたのだということを、村の人たちに分かってもらえたのだと思いました。また女の子たちは、以前より自立できるようになりました。父親や母親に意見を伝え、自分の声をもつことができるようになったんです。ある日の授業でディスカッションを行ったとき、一人の女の子が立ち上がって、「まわりの人たちが考えてることなんて気にすることないよ」って言ったんです。こんなこと、前は決して言えませんでした。
村の少女たちには、どのような未来が待っているのでしょう？
彼女たちに、ここで勉強をやめてほしくはありません。大学に行ってもらいたい。しかし、それが難しいことも分かっています。来年、年長の子たちが教育を続けていけるように、コンピューターサイエンス・センターと看護センターをつくることを考えています。大学進学が不可能なら、私が教育の場、そして自由に考えを発信できる場を提供していきます。少しずつですが、彼女たちの前途には、より明るい未来が広がっているんです。
――「ザ・ロータリアン」誌2013年12月号より抜粋――

最後にロータリーの補助金でタブレット端末が導入されたフィジーの学校のビデオを見てもらって基本的教育と識字率向上月間の卓話を終わります。

その他の報告

☆なかよし会　　　　河南　和幸　会員

９月２日東広野ゴルフクラブにて行います。組合せ表を本日お配りしていますので、ご確認ください。尚、懇親会は神戸駅前の天安閣にて開催します。


☆なかよし会宮崎遠征　　　大谷　秀明　会員

明日より北海道遠征７名で行ってまいります。
１０月２１～２２日に宮崎遠征を予定しておりますがチーム戦等行いたいと思っていますのでなるべくお早目にお申し込みください。


☆ウォーキング同好会　　　井原　一久　会員

１０月３日にウォーキング同好会を開催いたします。
場所はＪＲ垂水駅に集合して明石の魚の棚市場の鮓希凛で昼食しＪＲ明石駅解散の予定です。沢山のご参加お待ちしております。