幹事報告

・地区より「2018-19年度地区会計決算のご報告」が届いております。
　回覧致しますので、ご確認ください。

・ビジョン声明の和訳に関し、4月の規定審議会を経て行われた変更についてのご案内が届いております。
　変更前：「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」
　変更後：「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」

・本日例会終了後、理事役員会を開催致しますので、出席義務者の方はご出席のほど宜しくお願い致します。

卓話

　「　ＭＭＴ　」

　当番　紀伊國谷　隆　会員

MMT（現代貨幣理論）が内外で注目を集めています。もともとは、地球温暖化阻止を目指したグリーン･ニューディールや、多額の学生ローンを背負った若者の救済を訴える、米国民主党左派のアンドレア・オカシオ・コルテス下院議員（通称AOC）らが、その財源に関して「財政赤字を心配する必要はない」とするMMTを支持したことから、これまで殆ど無名だったMMTを巡って米国内で論争が捲き起こりました。
その過程で、インフレや金利上昇を懸念する主流派経済学者に対して、MMTの主唱者の一人であるステファニー･ケルトン教授が「巨額の財政赤字でもインフレも金利上昇も起こっていない日本はMMTの成功例」などと主張したことから、日本にも論争が飛び火した経緯があります。
MMTとは？極めて簡単に言うと
「インフレにならない限り、財政赤字には問題がない」、「インフレになったら、税金を増やせば良い」
これに対して、主流派経済学者の主張は、
現時点の国債残高＝将来のプライマリーバランスの現在割引価値。
これを文字通りに理解すれば、長期的には国債を全て償還することになります。
そんなことをするとデフレを助長することになる。

日本の国債発行残高が、急速に増え始めた時、多くの経済学者、経済評論家が
「このまま、国債発行し続けると、国債は暴落し、ハイパーインフレになり、日本は破たんする」と主張しました。
しかし、国債発行残高が、増え続けても、以下のグラフの通り、ハイパーインフレどころか、デフレ気味です。
☆

この2つのグラフの状況が、「MMTは、理論では無く現実です。」と言われる所以です。

その他の報告

☆米山奨学生　ダン　ティ　タオ　さん

　今年はあまり暑くなく、早く寒くなっていますね。
　私のコンチェルトでの実習が終了しました。この実習では、きれいな景色がみられてよかったです。船長やリーダーに就職してほしいと言われました。
　コンチェルトに乗っていない人はぜひ乗ってください。おすすめは、トワイライトクルーズです。

☆揚げもん友の会　寄神　正文　会員

　９月１１日　兵庫区の「とんかつ秀」で行います。

☆会長ノミニー選任の件　岩野昭会長

　会長ノミニー選任の時期になりました。５代前までの会長、歴代から２名で選考委員会を立ち上げます。また、ご連絡いたします。