今週の内容
☆2022年 11月 1日(火)第1386回 例会
「 ロータリー財団月間に因んで」
スピーチ ロータリー財団委員会副委員長 城 守 氏(姫路 RC)
当 番 内波 憲一 会員
次週予定
☆2022年 11月 8日(火)第1387回 例会
「 藤田嗣治 」
当 番 永井 幸寿 会員
前週の報告①
☆2022年 10月25日(火)第1385回
「 宇宙開発 その3 」
当 番 松本 考史 会員
司 会 S A A 寄神 裕佑 会員
点 鐘 会 長 茂木立 仁 会員
☆お客様紹介
親睦活動委員長 志磨 憲一郎 会員
会長ゲスト 前原 義浩 様
前週の報告②
☆10月25日のRCソング・BGM ピアノ演奏 森田 純子 さん
ロータリーソング 親睦活動委員 加藤 有加里 会員
「夕焼け小焼け」
BGM
「美女と野獣」 「Charmaine」 「As Time Goes By」
会長報告

☆会長 茂木立 仁 会員
スポーツの秋です。
今、日本で人気のあるスポーツは、まだ、野球とサッカーでしょうか。野球は日本シリーズや、ワールドシリーズでもう終わりですが、これから、サッカーのワールドカップもあり、観戦の方でも盛り上がりますね。
サッカーは紛れもない人気スポーツで、確かに、今は間違いなくそうなんですが、昭和50年代から60年代、要は、Jリーグが始まる前(Jリーグが始まったのは1993年)までだとどうでしょうか。球技で団体競技であれば、ラグビーの人気もかなりあったのではないでしょうか。新日鉄釜石、神戸製鋼の連覇とか、かなり盛り上がっていたと思います。2019年にワールドカップがあり、盛り上がって、ラグビーに脚光がとか、ラグビーの面白さに・・・とか様々報道されていたのですが、私としてはかなりの違和感があって、30代より下の人たちは、そうなのかなあという感じでした。
他にも、室内球技では、バスケットより、バレーの方が人気でしたし、スポーツに関して言いたいことはいろいろあるのですが、皆さま、盛り上がっていきましょう。
幹事報告
☆幹事 山﨑 弘子 会員
1.地区職業奉仕委員会から、「阪上年度第3回職業奉仕ON-LINE勉強会」のご案内が届いています。開催要領は以下の通りです。職業奉仕委員会関係者以外の方もご参加いただけるとのことです。
日時:11月18日(金)18時開始20時終了予定
場所:ZOOM
テーマ:「ロータリーにおける奉仕の芽生え~商業倫理の系譜から」
スピーカー:中村尚義 PDG
登録締切:11月9日(水)
2.次回、11月1日例会終了後、理事会を開催します。理事役員の皆様はご予定ください。
3.他クラブの週報を回覧します。
以上
卓話


「 宇宙開発 その3 」
当 番 松本 考史 会員
昨年9月、Zoom例会にて、宇宙開発その1として米ソの宇宙開発競争、その2としてアポロ計画について卓話を行いました。
第二次世界大戦後、東西の超大国アメリカとソ連が威信をかけて宇宙開発競争を繰り広げた様子、その到達点としてのアポロ計画についてお話しました。人類の月面着陸と帰還を成功させたアポロ計画が、20世紀最大の冒険であることは衆目の一致するところです。
その後の宇宙開発は「宇宙への滞在」「国際協調」の方向へと進み、ISS(国際宇宙ステーション)、スペースシャトルなど、大きな業績を残しました。90年代には商業利用なども進んだものの、有人宇宙飛行は上空100km~400km程度にとどまり、アポロ計画に並ぶビッグプロジェクトは行われませんでした。また、国家主導であることにも変わりありませんでした。
しかし、スペースシャトルの2度の爆発事故などを経て、アメリカは2010年に宇宙政策を見直し、従来は一部にとどまっていた民間との協力を拡大、宇宙への輸送など重要なパートを民間企業に委託し、NASAはその開発や資金面などを支援する方針へと転換しました。
その結果、多くの民間企業が宇宙関連ビジネスを行うようになり、2021年には、民間企業3社が宇宙旅行を成功させました。また、ZOZOの創業者である前澤友作氏が12日間の宇宙滞在を行うなど、「宇宙旅行元年」と呼ばれるほど宇宙に関する話題が加熱しました。
昨年世間を賑わせた民間宇宙旅行のプレイヤーは、リチャード・ブランソン(Virginグループ創業者)率いるVirgin Galactic社、ジェフ・ベゾス(Amazon.com創業者)率いるBlue Origin社、イーロン・マスク(Tesla創業者)率いるSpace X社です。
Virgin Galactic社はSpaceship twoと呼ばれる機体を使用します。その姿は一見飛行機ですが、White knight twoと呼ばれる専用の輸送機で上空15,000mまで運ばれ、切り離された後、ロケットエンジンに点火して一気に駆け上がります。2021年7月11日には、リチャード・ブランソンら6名を載せ、高度86kmへの宇宙旅行を成功させました。一般人にとっては現在最も現実的な宇宙旅行の手段であり、日本ではクラブツーリズムが窓口となり、乗客を募集しています。(一人当り45万ドル)
Blue Origin社はNew Shepardと呼ばれる機体で、2021年7月20日に、ジェフ・ベゾスら4
名を載せ、高度106kmへの宇宙旅行を成功させました。ロケットの先端に有人のカプセルを搭載し、上空でカプセルを分離、ロケットは垂直に着陸し、カプセルはパラシュートで着地します。費用は一人当り20万ドルになると言われていますが、おそらく大幅に値上げすると思われます。
この2社の初飛行はたった9日違いで行われましたが、それには理由があります。元々Blue Origin社はアポロ11月号が月面に着陸した記念すべき日に合わせ、7月20日に初飛行を行うと大々的に宣伝していましたが、それを聞いたVirgin Galactic 社がそれより早い日程を敢えて設定したのです。「民間企業初の宇宙旅行」という名誉を横取りされたことに怒ったBlue Origin社は、Virgin Galactic社の到達高度が86kmと国際的に宇宙空間との境界とされる高度100km(カーマン・ライン)を超えていないこともあり、「それは宇宙旅行とは言えない」とネガティブキャンペーンを展開したりしています。(※アメリカ空軍などは高度80km以上を宇宙と定義しているため、一概にVirgin Galactic社の飛行を否定することはできません)
このようにライバル関係にある2社ですが、Space X社はそれらとは全く次元が違います。創業者のイーロン・マスクは一般的には電気自動車メーカーTesla社の創業者として有名なので、そちらが本業と思われがちですが、創業はSpace X社の方が先です。
Space X社は2021年9月に民間人の乗組員だけで3日間の地球周回飛行を成功させました。前述の2社がサブ・オービタル飛行(宇宙空間をかすめて飛ぶ弾道飛行)であることに比べると、その意味は大きく異なります。ISSに3日間滞在するプランが予定されていますが、費用は一人当たり5,500万ドルになると言われています。
また、NASAとの提携も進んでいます。実際に宇宙飛行士をISSまで輸送するミッションをすでに何度も行っており、直近では10月に若田光一飛行士が同社のロケットでISSに行きました。アメリカは2011年7月にスペースシャトルの運用を停止して以来、ISSに行くことができるロケットを有しておらず、自国の宇宙飛行士をISSに届けるためには数十億円の金銭を払ってロシアのロケットに乗せてもらう必要がありました。しかしSpace X社のロケットのおかげで、ISSが運用停止する2030年までは、安定的にISSへ行く算段がついています。さらに、木星の衛生エウロパの探査計画や、アポロ計画以来の月着陸計画であるアルテミス計画(後述)にも、同社のロケットが使われることが決定しています。
Space X社のwebページには「MAKING HUMANITY MULTIPLANETARY」とあり、同社が人
類を他の惑星に移住させることをミッションとしていることが分かります。壮大な計画ではありますが、決して絵空事ではありません。同社は短期利益を追求する株主の影響を受けないよう、株式を公開していません。また、同社最大のロケットであり、人類最大のロケットともなるStarship Superheavy(全長120m。アポロ計画で用いられたサターンV型より大きい)は、火星で現地調達できるメタンを燃料とし、着陸にはパラシュートを必要とせず、大気の薄い火星でも安全に着陸できるよう設計されています。同社は革新的な手法と圧倒的なスピード感で急成長していますが、今後また機会があればご紹介したいと思います。
最後に、アルテミス計画の概要についてお話します。アルテミスはギリシャ神話でアポロの双子のきょうだいとされる月の女神であり、その名前を冠したこの計画は、アポロ計画以来半世紀以上ぶりとなる月面着陸を行い、さらに月面基地を建設し、火星への足がかりとする一大プロジェクトです。現在はアルテミスⅠ~Ⅲまで概要が発表されており、Ⅰでは無人機を月軌道へ往復させるテスト、Ⅱでは有人機を月軌道へと往復させ、Ⅲで月面へ着陸し、帰還させることを目的としています。アルテミスⅠはNASAのSLS(Space Launch System)というロケットで今年の9月末に打ち上げられる予定でした。日本でも各社が報道していましたが、不具合が起きたため2度延期され、11月中旬に打ち上げが予定されています。この計画の意義を考えると、歴史に残る日になるかもしれません。
他にも、最近の宇宙開発では、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(従来のハッブル宇宙望遠鏡の100倍以上の能力があると言われています)や、DART(小惑星に人工衛星を衝突させ、軌道をずらす実験)など、個人的に興味深いものがたくさんありますので、次回以降の卓話でお伝えできればと思います。
出席報告
☆出席担当 髙井 敏郎 会員
10月25日 出席者 22名(ZOOM 2名を含む)
10月18日 出席者 24名(ZOOM 2名 メークアップ1名を含む)
10月11日 出席者 22名(ZOOM 0名を含む)
委員会報告

☆なかよし会幹事 河村 公逸 会員
第120回なかよし会 ゴルフコンペ 開催ご案内
2022年12月8日(木)美奈木ゴルフ倶楽部
ニコニコ箱
☆副SAA 細谷 眞弓 会員
河村公逸 さん なかよし会で1位になりました。今回は、米山奨学会に、ご寄付させて頂きました。
内波憲一 さん 河村さん 優勝おめでとうございます。
岩﨑重曉 さん 前原さん 神戸中RCようこそ
加藤有加里 さん 前原さんようこそ 神戸中Rクラブへ 来月から又、宜しくお願いします。
例会予定
☆2022年 11月 15日(火)第1388回 例会
「 日本の感性が世界を変える 」 当 番 奥田 祐司 会員
☆2022年 11月 22日(火)「 休会 」定款により
☆2022年 11月 29日(火) 「 南アフリカ紀行 」
スピーチ 平山 一哉 会員 当 番 國田 正博 会員
本日のRCソング・BGM
☆11月1日のRCソング・BGM ピアノ演奏 森田 純子 さん
ロータリーソング
「君が代 ・ ROTARY」
BGM
「枯葉」 「Londonderry Air」 「Close To You」
藤定真由美 副幹事 mau@maunatural.com