会長報告

宇尾　好博　会長

本日は、坂田ジュニアゴルフ塾神戸校の中山事務局長にお越しいただきました。

常々感じているのですが、ゴルフほどひと様の足の引っ張り合いをするスポーツも珍しくないのではと思います。同伴者にOBが出れば、残念だねと言いながら心ではヤッタと思い、同伴者がパターを外せばヨッシと声をだしたりします。プレー中の一言が駆け引きであり、プロの世界でも同じだと聞き及んでいます。ロータリークラブはみんなに公平かどうかを運営の基盤にしております。ゴルフは紳士のスポーツと言われ、マナーを守り、プレー中のスコアについてのジャッジは自らが行うという素晴らしいものです。本日は、本当の紳士のスポーツを通して、子供たちの夢を育む素晴らしいお話を聞かせていただけるものと期待いたしております。
さて、フランスの大廻さんからメールが届いております。彼女のお世話になっているモンペリロータリークラブ会長のベルナール・ラメット様から、この度の震災に対してのお見舞いの言葉に添えて、寄付金を用意しているとのことです。実際に活動しているクラブがあればそこに義援金をおくるなりして、ロータリーの輪を広げたいそうです。また私どものクラブに送ってもよいとのことです。
そこで、当クラブの義援金についての取り組みとあわせて、他のクラブの取り組みの状況をお知らせし致しました。また、ロータリー財団の「ロータリー日本・太平洋諸島地震災害復興基金」による被災地のロータリークラブあるいは当クラブとモンペリエロータリークラブのマッチング・グランドの活用を検討してはどうかと提案いたしました。
現在、滝澤ガバナー補佐にお願いして、マッチング・グランドの情報を集めております。
被災地の状況について、私の所属しているNPO法人日本レスキュー・サポート・ネットワークのメンバーから本日メールが届きました。被災地の宮城県亘理町ボランティアセンターに入って瓦礫の撤去活動に参加しており、乾燥した砂埃が強烈でマスクゴーグルが必需品、長ぐつの中敷は釘の踏み抜き防止のためのステンレスの貫通防止用が必要、近隣のホームセンターは通常営業で品不足は無いそうです。津波の被害を受けた海辺まで徒歩で水を運んだりしています。角スコップ、バール、一輪車、ノコギリ、軍手等の物資を寄付しております。被災地の皆様をお見舞い申し上げますとともに、今週も皆様が幸せでありますことをお祈りし、会長報告とさせていただきます。