「　ロータリー財団月間に因んで　」

当番　　　ロータリー財団委員長　大田　　宥　　会員

スピーチ　国際奉仕委員長　　　　奥田　　祐司　会員

皆さん、今晩は。本日は「ロータリー財団月間に因んで」という事でお話を進めて参りたいと思います。今回は特に神戸第２グループの中の神戸垂水クラブの地区補助金を使った「未来の夢計画」の取り組みについて皆様にご紹介申しあげたいと思います。何故この様なお話をするかと申しますと、来年の２月２日に開催されます神戸第２グループのＩＭに於きましてグループ全体で神戸垂水クラブのカンボジア・コンポントム州テイチョーミヤ小中学校に図書館を寄贈する事業を支援出来ればと考えたからです。
カンボジアの内情に関して少しお話をさせて頂きます。国名はカンボジア王国、首都はプノンペン。人口１５１０万人、国土面積１８，１万平方ＫＭ、言語クメール語、平均寿命６３歳、１歳未満の乳幼児死亡率４３人/１０００人、５歳未満幼児死亡率５１人/１０００人、小学校の卒業率４８％、成人識字率７８％（自己申告、実際は約３７％）、教育制度６・３・３制（進学率初等９３％、中等３４％、高等１５％、大学５％）。教育に関しては３０数年前のポルポト政権が学校教育を廃止し、小学校教員の８割が殺戮され焚書政策を取ったために、建物の状態が良好な校舎は５割程度で教室数の不足による教育の指導時間不足、また教科書も外国の教科書をクメール語に訳したものしかなくカンボジアの実情に即していない。また教員の質も低く中卒以下の教師が６割を占めている。地方に至っては人口の９割が１日１ドル以下で暮らす貧困層で、十分に教育を受けることの出来ない子供たちが沢山います。この様な貧困の連鎖が児童買春や臓器売買等の人権侵害を生み出します。その数２００万人以上殺戮したと言われるポルポト政権が、カンボジアの教育制度を崩壊させ、貧困という大きな爪痕を残したと言えます。カンボジアは今この貧困から抜けるべく様々な支援を受けつつ、一歩一歩努力をしている過程にあります。我々が今出来ることは子供たちが貧困から抜け出るための基本教育の充実と識字率を高めるための支援を行うことだと考えます。神戸垂水クラブの図書館寄贈はその大きな一助になると考えます。
皆さんにはこの事実をご理解頂き、お一人お一人の心のこもった温かいご支援頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

☆親睦委員会　委員長　寄神 正文　会員

第７１回ほろにが会が１１月２９日（金）西村屋ダイニングで行います。
皆様の御参加お待ちしています。

☆里見 剛　会員の入会式

里見 剛　会員の推薦報告　寄神 正文　会員
彼とは約１５年の付き合いが有り、日本ソムリエ協会認定のソムリエです。
非常に勉強家です。現在のお店を持たれ８年もなります。彼と、お店を盛り上げて下さい。

里見 剛　会員の挨拶
本日より神戸中RCの仲間に入れさせて頂きます。未だ年齢は３７歳ですので皆様方の御指導を宜しくお願い致します。