「　滝澤　功治　ガバナー　公式訪問　」

今年度のＲＩのGary C.K. Huang会長のテーマは，「LIGHT UP ROTARY！」「ロータリーに輝きを！」です。会長は，このテーマについて，「貧困や飢餓などの世界中の暗闇にロータリーの光を当てよう。」と話されました。会長はこのように，LIGHT UPという言葉を暗闇に光を当てるという意味で使用されていますが，そのためには，まずロータリー自身が明るく光り輝く存在になる必要があります。日本語訳の「ロータリーに輝きを」も，ニュアンスとしてはそのように理解する方が素直なような気がします。
私たちのロータリーが光り輝いているかどうかを，ロータリーの「戦略計画」を手がかりに考えてみましょう。国際ロータリーは，ロータリーが現在どういう状況にあり，今後どの方向に，どのように進むのかを明確にするために，２０１０年に「戦略計画」を策定しました。「戦略計画」は「３つの優先項目」と「中核的価値観」で構成されていますが，この中で柱となるのが「３つの優先項目」，すなわち「クラブのサポートと強化」，「人道的奉仕の重点化と増加」及び「公共イメージと認知度の向上」です。同時に，ロータリー財団は「未来の夢計画」を策定し，前年度から，全世界で実施しました。この「未来の夢計画」は６つの重点分野を掲げていますが，疾病予防，水と衛生設備というように人道的奉仕活動を中心に据えています。これらの一連の流れからすると，国際ロータリーの活動は，全体として明らかに人道的奉仕に重心を置いています。他方，「戦略計画」は，ロータリー創立以来の不変のロータリアンの精神的基盤として，５つの中核的価値観，すなわち親睦，高潔性，多様性，奉仕，リーダーシップを掲げています。この中で，「高潔性」がロータリーにおいて最も重要視されるべき価値観であることは，「ロータリーの目的」（旧「ロータリーの綱領」）や，ロータリアンの行動準則として定められている「ロータリーの行動規範」の規定からも明らかです。「高潔性」はロータリーの価値観を最もよく表し，ロータリーをロータリーたらしめる所以のものであり，これこそ職業奉仕の理念に相違ありません。私たちは，これを日々実践することによって自らを磨き，私たちのロータリーを明るく光輝くものにし，世界中の暗闇に光を当てる努力をしなくてはなりません。
今年度の地区運営については，私は研修制度の充実を特に強く訴えています。委員会の枠を越えて，奉仕活動全般の合同セミナーを地区内数カ所で開催します。是非ともロータリー入会後年数がたっていない会員に参加していただきたいと思います。
また，今後地区大会や国際大会，さらには今年度国際ロータリーが提唱している「ロータリーデー」の開催等で，貴クラブの皆さまには格別のご協力をお願いすることになろうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

☆例会運営委員会委員長　野田　浩二　会員

次週より前回の皆様から頂いたニコニコの総額を報告させて頂きます。
少しでもクラブの運営が楽になりますようニコニコに協力お願いします。


☆米山記念奨学会　委員長　吉井　邦弘　会員

７月２１日にポートピアにある神戸学院大学において、米山奨学セミナー及び交流会があり、中橋会長と河南米山地区委員と私の三名で参加してきました。当日は、米山記念の現状説明と、奨学生との交流会がありました。最近は寄付金の減少傾向もあり、会員皆様の寄付金のご協力をよろしくお願いいたします。

☆親睦委員会

７月１６日の前年度会長幹事慰労会のご参加ありがとうございました。
急な決定で参加したくても出来なかった方々すみません。以後気を付けます。