「　お金の話　」

スピーチ　日本銀行神戸支店　野原　強　氏

当　　番　プログラム委員会

皆さんが日々使われているお金には、日本銀行が発行するお札（銀行券）と、政府が発行する硬貨（貨幣）の２種類があります。いずれも法貨として強制通用力がありますが、お札は無制限に通用するのに対し、硬貨は20枚の制限があります。日銀では、国民が安心してお札を使っていただけるよう、全国の本支店で金融機関との受払や還流してきたお札のチェック（鑑査と言います）などの仕事を行っています。また、2004年から発行している現在のお札には、最新の偽造防止技術が盛り込まれており、とくにパソコンやカラーコピー機などで容易に偽造ができない様々な工夫が施されています。
　お札は日銀のバランスシート上は負債に当たり、その見合いとして、金融機関向け貸出や国債が資産に計上されます。このことから、お札の発行は中央銀行による民間あるいは国に対する信用供与であり、その価値は、民間の信用・決済システムや財政の状況と密接に関係していると言えます。
　近年、デジタル通貨と呼ばれる新しいタイプの決済手段が登場しています（その代表例がビットコインです）。それらは技術的に、国や中央銀行、銀行といった既存の管理主体・集中決済システムを前提としない通貨として機能する可能性があり、日銀をはじめ各国の中央銀行も今後の動向を注視しています。

☆25周年実行委員会　委員長　　奥田　祐司　会員

来週の例会終了後に第一回25周年実行委員会を開催しますので、実行委員の方はお残り下さい。10分程度で終わりますので宜しくお願い致します。


☆国際奉仕委員会　委員長　　平山　一哉　会員

今年度の国際大会は2016年5月28日～6月1日に隣国韓国のソウルで開催されます。こんな近距離での開催は滅多にありませんので、興味のある方は是非ご参加下さい。つきましては、山中英彦会員に色々と手配をして頂いておりますが、国際大会という性質上、ホテルや航空券の予約金や大会登録料の早割など期日が決められております。ご登録される方は、早めにお知らせください。

☆なかよし会　　河南　和幸　会員

１１月２５日有馬ロイヤルＧＣでおこないます。
表彰式は朝日会館の向かいにありますフレンチレストランマロニエで１８時３０分より開催します。