☆2016年８月２日（火）第1123回

「　雑　感　」

当　　番　　中橋　康行　会員

みなさんこんばんは。本日は３年ぶりに卓話が回ってきました。
約３年間の連続した役員の間は世間を眺めている暇はあまりなかったように思います。最近の気になっていることの私見を述べます。３年の間に流れが一段と進んだような気がします。その流れとは高齢化と人口の自然減。昨年一年間の日本の人口の自然減少は27万人だそうです。これは多分明石市の人口と同じかと思われます。以前から言われてますように人口の減少は2013年をピーク12730万人として2048年には一億人割れ、2060年には推定8600万人となるそうです。間もなく団塊世代がある適齢期になりますと毎年百万人以上の減少が起こります。わたしは人口減の問題は我々世代が退いた後の問題と思っておりましたが、最近ではかなり身近なことと感じております。人口減少が安定的になるといわれる2060年に少子高齢化の社会的混乱がおきるのではなくてその前、すなわち今ぐらいから社会のあらゆるところでいろいろなひずみがでる、その影響が徐々に拡大すると思うようになりました。2060年前にはその影響はほぼなくなり、今からが混乱する過程と思います。現在神戸市内の約４人にひとりが65歳以上、10年後の2025年は約３人に一人が高齢者になるそうです。地区によってはもっと高率なところもあるようです。

市内でも長田区は高齢所帯の割合いが高くその結果空き家も多く約13％にのぼるそうであります。約５万５千軒ありますが約７０００軒が空き家ですだそうです。うち約30％が過去３年間無人の家であります。3年以上の無人の家は隣邦よりの報告及び、水道の不使用からのデータであります。長田区の人口は約96000人、その2割ほどが独居老人。このままでは年寄りの町になりますか、すでになっております。須磨ニュータウンも昔は若い世代が多く活気にあふれていましたが今は老人が多くなりました。老人の急激な増加はやがて社会インフラの混乱を招きます。介護施設の不足、その先には斎場の不足。その対策としては新規建設は周辺の住人の反対があるため、大都市圏では友引の営業、開店、閉店時間の延長等が検討されているようです。神戸市の人口も昨年福岡市（154万）に抜かれて1538510人、政令都市の中で人口が平成２２年より減少したのは神戸だけ。なかでも須磨区は2040年には若年女性が2010年と比較して半分以下になるそうです。平均以上に老齢化社会になるようです。ということは子供の増加はあり得ません。将来的には行政の消滅の危機であります。

これにつれて空き家が毎年増えてきております。全国6063万戸中820万戸が空き家になっております。この問題に対する対策を兵庫県弁護士会が主催して６月２９日にシンポジウムがありました。ところが空き家問題が予想以上に深刻しているためか、予想以上の参加者で、会場を急遽別の部屋にも拡大し開始時間も大幅に遅れるありさまでした。しかし内容は第一部部会（空き家、老朽危険家屋の現状と原因について）第２部会（所有者不明野空き家についての対策について）第３部会（所有者が判明するものの適正な管理がなされていない空き家についての対策について）というテーマに分かれ内容の濃い成果報告でありました。

空き家の増加の原因は地方の老齢化、相続の放棄、独居老人の増加と認知症、等様々な要因がありますが、平成２７年空家等対策特別措置法が施行され行政が固定資産税等より所有者を特定し、解体等を指導していくための補助金制度、買い取り後、賃貸にするなど、いろいろと検討がなされているようです。まだまだ検討中のだんかいのようであります。…..現在の所有者のない相続財産は民法９５９条で国庫に帰属することになりますが地方公共団体が処分等をしても報われません。空き家等の相続財産は国庫帰属でなく地方公共団体に任せた方が効率的にいいように思えます。神戸市は寄付受け制度がありますが実績はないそうです。

少子高齢化ということは特に団塊世代あたりにとって価値観を大きく変えないといけなくなりました。早く取りかからないと、周辺の住環境、治安の悪化を招きます。世の流れとして住宅は大都会（特に東京）や交通の利便性の高い場所の集中していくこと。地方都市には厳しい情勢になりました。



直前ガバナー　丸尾研一　さん

皆さん、こんばんは。昨年度は一年間大変お世話になり、ありがとうございました。そして、今、会長さんが言われましたように会長は半年前から勉強されますが、ガバナーは2年間勉強いたします。ノミニー・エレクトと続きまして強烈な日々が続きます。私の年度の時は360回ぐらい出ており、休んだのは数えるぐらいです。さて、今日は皆様に嬉しいお知らせがあります。神戸第2グループに新しい皆さんの弟が出来ました。神戸第2グループに２５年ぶりですね。神戸第2グループの一番若いクラブが神戸中さん、その下が出来た。大変喜ばしいことです。今から紹介させますので神戸第2グループの一員としてよろしくお願いいたします。それとほろにが会は神戸西神と神戸中さんと一緒に幹事をやります。あと３～４年後ぐらいですかね。よろしくお願いいたします。


神戸モーニングロータリークラブ　　会長　杉山貴規　さん

皆さん、こんばんは。神戸モーニングロータリークラブの会長を拝命しました杉山でございます。この年までロータリークラブの敷居の高いところに来るなって思ってもいなかったんですが、丸尾さんに丸め込まれて必死の思いでメンバーを集めまして何とか７月１日の時点で２１名頑張って人数が揃いました。これも丸尾さんの援助と仲間のお陰でなれたんで初代会長で何もわかりませんのでご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。


神戸モーニングロータリークラブ　　幹事　安田　幸司　さん

皆さん、こんばんは。幹事を務めさせていただきます安田と申します。よろしくお願いいたします。ロータリークラブ、ライオンズクラブ、JCなどさまざまなお誘いがあったんですが、全部断ってきました。でも今回参加させて頂いたのは尊敬している方からご紹介頂いたので２つ返事で引き受けました。会員を１００人にしたいと大きな事を言っているんですが実際7月の出席率は６８％でした。これは全体の中でも最も低い方だと思いますのでそこから直して行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

☆親睦活動委員会　橋本　猛央　委員長
　
親睦委員会の橋本です。7月30日土曜日 ANAクラウンプラザホテル神戸にて 第76回ロータリーほろにが会が おこなわれ 中クラブから 5名のかたに 出席していただきありがとうございました。

☆親睦活動委員会　橋本　猛央　委員長
「８月誕生日のお祝い」
　　　　　　河南　和幸　会員　　S２４．８．　７
　　　　　　真野　博　　会員　　S２４．８．２０
　　　　　　押部　浩二　会員　　S３７．８．　３
　　　　　　山本　裕一郎　会員　S４７．８．２９

「８月結婚記念日のお祝い」
　　　　　　高橋　邦雄　会員　　S４８．８．１５
　　　　　　井原　一久　会員　　H　４．８．　９

☆紀伊國谷　隆　会長

７月１９日例会後に開催された臨時総会において「年会費を３１万円から３２万円に改正する」件（７月５日第３回理事会にて承認み）について、多くの賛同を得られたことを受け７月２０日臨時理事会にて「細則一部改正」の手続に入ることを承認いただきました。改正内容は前記の通りです。つきましては８月２日例会時に会員の皆様のご賛同を正式にいただきたいと思います。

改正部位：第６条 第２節

　・現行　
　　会費は年額３１万円とし、毎年２回７月１日及び１月１日に半額を納入する。
　　会員はこのうちからＲＩ公式雑誌の購読料に充てられることを承諾する。

　・改正案
　　会費は年額３２万円とし、毎年２回７月１日から２か月以内に、
　　及び１月１日から２か月以内にそれぞれ半額を納入する。
　　会員はこのうちからＲＩ公式雑誌の購読料に充てられることを承諾する。


☆宇尾会員

先程幹事より紹介がありましたように、第2680地区の職業分類の改訂版がでました。
職業分類の改訂は実に２０年ぶりのことです。本日お越しの丸尾直前ガバナーが、ぜひとも職業分類を見直したいと強い意志をもたれて、昨年度の職業奉仕委員会で編纂したものです。改訂内容の詳細については改めてご報告をさせていただきます。