「　ロータリー財団月間に因んで　」

当　　番　ロータリー財団担当副委員長　黒正　清子　会員

本日の卓話はロ―タリ―財団についてのお話ですが、皆様がご存じの事も多いと思いますが復習と確認のためにお話しさせて頂きます。ロータリー財団の歴史については皆様よくご存じですが、ロータリー財団は皆様から頂いた寄付のみを財源としております。ロータリー財団がいかに皆様のご寄付を大切にしているかと言うことは財団の管理委員会が運営しており、徹底した資金管理、慈善団体としての高い評価、独自の資金モデルはその事を物語っています。

今年の４月に行われました地区研修、協議会におきまして地区委員会へのガバナー諮問事項について
１．ロータリー財団１００周年の祝賀を中心となって計画し、実施する。
２．ポリオ撲滅の活動に協力する（目標：１人年間２０００円）
３．年間一人１５０００円の年次基金寄付を推進する。

この中の２番のポリオ撲滅の活動に協力するということで、さる１０月２３日（日曜日）にロータリー財団セミナーで基調講演をされた松本祐二先生の「ロータリー財団１００周年とRIのポリオ撲滅への道これまでとこれから」についてお話させて頂きます。松本祐二先生は（島根県の益田西RCに所属です）１９５２年８月２６日生２０１４～１５年度　第２６９０地区ガバナー２０１６～１７年度　国際ロータリー第３ゾーンポリオ撲滅コ―ディネーター職業分類は　内科医（松本病院　医院長）このような経歴の方です。国際ロータリーが取り組んでいるポリオとはかっては小児麻痺。ナイジェリア、アフガニスタン、パキスタン３カ国でポリオは今減って来ています。世界中で一昨年は７４人、昨年は２５人になっていますがそれからはなかなか完全撲滅迄進んで行かないのが現状です。９９．９％まで減りましたが、後。一歩がなかなか進みません。

ワクチンには生ワクチンとIPV不活性ワクチンがあり注射でする不活性ワクチンの方に切り替えて行かなければなりませんがとにかく値段が高いのです。予算がかかります。そのうえ注射ですから医者や看護婦さんの人件費が掛かります。生ワクチンは安い上にだれでもワクチンをお口に入れてあげることが出来ます。しかし生ワクチンではまた感染する子供が出てくる可能性があります。そのような理由から日本では、注射を行っておりますが、注射だと１本５０００円で４回接種しなければなりません。一人２万円で１年間に１００万人の子供が生まれますので２億円ですが、世界中では１８０億円になります。今撲滅を達成すれば、今後２０年間で５００億ドルの経済効果があります。現在かかる費用に対してお金が足りません。

そこで世界中にアドボカシー運動が呼びかけられています。アドボカシー運動とは政府とか、自治体に働きかけメディアに取り上げてもらい有名人を使ってポリオの名のついたイベントもたくさん行いながらロータリーの寄付だけではとてもまかないきれないので、ロータリー以外の地域の多くの方々にも知って頂き前向きに早く寄付をしてもらいながらロータリーの方々の寄付は勿論の事、１日も早く完全に撲滅が達成されますようにポリオが世界中から無くなることこそ大切であるというようなお話でございました。ポリオはマラリアや結核と違いエンドのある病気だからです。ロータリー財団への寄付金ですが、神戸中ロータリークラブで７月から１０月迄で８８０００円集まっております。今後とも心からのお寄付を宜しくお願いします。

☆地区職業奉仕委員　奥田　祐司　会員

12月11日(日)ポートピアホテル大輪田の間におきまして午後1時30分～午後４時30分まで職業奉仕セミナーを開催します。出席者は会長・会長エレクト・幹事・職業奉仕委員長・クラブ奉仕委員長の5名となっておりますが、職業奉仕を学ぶ絶好の機会ですので5名以外の会員の皆様の参加も受付けておりますので、ご案内申し上げます。

☆退会挨拶　　井原　一久　会員

この度退会することになりました。またいつか戻ってこれたらと考えています。
2年間お世話になりありがとうございます。

☆今週の一枚の写真　「揚げモン友の会」