「　青少年奉仕月間に因んで　」

当　　番　　青少年奉仕委員会委員長　平山　一哉　会員


５月は、若い人々の育成を支援するすべてのロータリー活動に焦点を当てる「青少年奉仕月間」である。ロータリークラブは、この月間中、クラブのニュースレターやその他の広報資料に「各ロータリアンは青少年の模範」のスローガンを利用するよう奨励されている。（ロータリー章典8.060.3.）

この文章は、ロータリークラブ特別月間の青少年奉仕月間に記載されている文章です。
この文章にあるように、青少年奉仕とはただ単に青少年活動に対する各種奉仕のみならず、「各ロータリアンは青少年の模範」とならなければならないのです。これは何を意味するのか？それはロータリアンとしての行動の規範を正しく実行すれば自ずと青少年活動に繋がるという事なのです。

青少年の皆さんは立派な大人の行動を見て大人になってゆきます。見習うべきものがいい加減であれば、いい加減な大人になって行きます。その第一が家庭であると思います。お子さんがいらっしゃるご家庭では日々実践されていらっしゃる事でしょう。或いは、学校生活です。ここでも色々な事を教えていただく先生が、その行動規範を教えていらっしゃる事と思います。現代は家庭、学校以外でも青少年の皆さんが社会の中で大人の皆さんと接する機会が我々の子供のときと比べると各段に増えていると思います。塾や文化・体育教室など、学校以外で大人と接しています。

私たちのクラブは現在青少年奉仕活動として、神戸学院大学付属高等学校インターアクトクラブをお世話しています。又、神戸市立桂木小学校とオーストラリアのメリマック小学校との国際交流事業にも関わっています。これらの活動に我々が参加する場合私たちはこれら青少年の方々に対し模範になれるような行動、言動を行っていますか？　勿論YESと言いたいですね。
先日、このような事がありました。神戸学院大学付属高等学校インターアクトクラブの理事会に出席すべく約6名の我がクラブロータリアンが学校に行きました。しかし、時間になっても誰も現れません。どうなっているのか学校に問い合わせてみると、顧問の先生が急用で参加出来なくなった為、休会になったとの事でした。では、その連絡を会長、或いは幹事さんが我々にして来たか？誰からも連絡が無かったためロータリアンは学校に集まったのです。連絡網の構築は出来ていたのかどうかは別として、そのあたりの気配り、目配りをインターアクトのメンバーに理解していただかなくてはならないと思います。これも青少年奉仕活動の一つであると思います。

いずれにしましても、これからの社会は子供の数が減少し、我々高齢者予備軍はこの世代の人たちに支えてもらわなければなりません。その意味においても立派な大人に育ってもらえるように青少年奉仕活動に力を要れ、ロータリアンとしての責任を全うしようではありませんか。

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