2022/2/22・No.28

☆2022年 2月22日(火)第1353回 ハイブリッド例会
 「 断捨離 」
  当  番 山中 弘光 会員

☆2022年 3月 1日(火)第1354回 ハイブリッド例会
 「 ハラスメント 」
  当  番 山﨑 弘子 会員


☆2022年 2月15日(火)第1352回 ハイブリッド例会
  「ロータリーの変化にどう対応するか」
  スピーチ RID268パストガバナー  矢野 宗司 氏(加古川中央RC)  
  当  番 宇尾 好博 会員

  司  会 髙井 敏郎 SAA
  点  鐘 永井 幸寿 会 長

☆お客様紹介 松本 考史 親睦活動委員長
 お客様 ゲストスピーカー
     RID2680パストガバナー
     矢野 宗司 様(加古川中央RC)
     

☆ロータリーソング
 ソングリーダー  寄神 裕佑 親睦活動委員
  「 明日があるさ 」

山﨑弘子 副幹事 yamazaki-law@eagle.ocn.ne.jp

会長報告       紀伊國谷隆さん
 2月7日に,紀伊國谷隆さんの,お葬式が東灘南典礼会館でありました。2月5日に亡くなりました。享年66歳ということでした。
 すでに昨年12月31日をもって病気で退会されていましたので,クラブから皆さんにご通知は差し上げませんでした。ご家族でお葬式をされると言うことだったので,出席を遠慮された方もおられました。それでも,親しかった方々が,会場には来られました。
 紀伊國谷さんには昨年卓話で,ご自身の膵臓がんと,その治療のお話をうかがいました。末期のがんだったわけですが,あらゆる手を尽くしておられました。普通だったら,不安とか,焦燥とかあるものですが,大変冷静に,にこやかに,何の気負いもなく,お話しをされていました。
 人というのはどんな状態に陥っても,希望を持って,努力すべきなのだなと言うことを教えていただきました。人間の尊厳と言いますかそのようなことを感じました。
 お棺の中には「成功の哲学」という本が入っていました。常に前向きに,自分を向上させようとして生きておられたのだと思います。
 66歳というと私と同じ歳でまだまだやりたいことがあったと思います。大変残念ですが,紀伊國谷さんらしい生き方を貫かれたのだと思います。
 心から,ご冥福をお祈り致します。
 コロナが収まったときに,有志による「しのぶ会」を行いたいと思います。よろしければご参加いただければと思います。 
幹事報告 1 地区大会2日目の3月6日(日)は全員登録となりましたので、後日ポスティングしますので、登録費2,000円のお支払いをお願いします。

2 事務所は、2月9日(水)に神戸市中央区琴ノ緒町5-3-5グリーンシャポービル307に移転しましたが、2月中は移転作業に伴い事務局が不在の場合もありますので、ご用の方は事前確認をお願いいたします。

卓 話

ロータリーの変化にどう対応するか 
            2021-22年度地区研修リーダー
          地区戦略計画委員長 矢野 宗司(加古川中央)
3月6日(土)15:00~17:00
前座 講師 矢野 宗司 「ロータリー、この素晴らしきステージ」
講演 2017-18年度 2840地区ガバナー 田中 久夫氏
     「ロータリーの魅力を伝えよう」
      2014-15年度 高崎RC会長時に会員を64名⇒115名に増強
      ※Each one, Bring one.(シェカール・メータRI会長)
      ・本気の会員増強
      ・明確なビジョンと行動
      ビジョンのない行動は浪費であり、行動のないビジョンは単なる夢である。
       ビジョンのある行動は世界に希望をもたらす。
         1996-97年度RI会長 ルイス・ビセンテ・ジアイ                                      
         Build the future with action and vision
                    
国際ロータリーはどこへ向かっているのか(1)

* 基本になる考え(2015年10月の理事会決定事項)
  ロータリーは時代に追いついていかなければならない
  ロータリーは時代に適応しなければならない     脱皮しない蛇は滅びる(ニーチェ)
  ロータリーは将来への備えができていなければならないない
  ロータリーがしかるべき運命を切り開くには常に進化し、時には革命的にならなければならない。 
          (ポール・ハリス)
* 基本になるキーワード
  柔軟性・多様性・革新性(DFI・Diversity・Flexibility・Innovation)   
   ←→ 日本のロータリー 画一性・硬直性・保守性
*例会の柔軟性→例会から奉仕プロジェクトの実践を重視        
*会員基盤の多様性→職業人に限らず、より多様なリーダーによる会員構成
*ロータリーの革新性→新たなタイプのクラブや様々な改革

国際ロータリーはどこへ向かっているのか(2)

■「ロータリーの多様性、公平さ、開放性に関する方針声明」を承認(2019年RI理事会)
  DEI (Diversity Equity Inclusion)
  equality(平等)とequity(公平)の違い
  inclusion⇔exclusion(排除)
世界は絶えず変化している。そして、私たちは世界とともに変化する心構えがなければならない。
  ロータリーの物語は何度も何度も書き換えられなければならない。 (ポール・ハリス)

国際ロータリー(RI)と日本のロータリー

             RIの考え方        日本の伝統的な考え方
 活動の中心      奉仕プロジェクトの実践   例会
 会員基盤       多様なリーダー       職業人
 職業奉仕の位置づけ  プロジェクトの一つ   職業理念・倫理の重視 
 奉仕の主体      団体奉仕       個人奉仕
対立から調和へ
 ・2010年RI理事会「ロータリーは例会を重視する文化から参加を重視する文化へと変換を図らなければ
   ならない。」 スチュアート・ヒルRI理事(長期計画委員長)
 日本のロータリー 世界全体のロータリー運動の中で、大きな潮流や変化に取り残され、世界のロータリーの 
 中で孤立していくことが懸念されている。 
 日本の価値観に固執するだけでは孤立の道に進む(石黒慶一RI元理事) 閉鎖性・ロータリーへの固定観念
 日本の伝統的「職業奉仕」論→「職業倫理」論 
 国際ロータリーの職業奉仕→五大奉仕の一つの奉仕部門としての位置づけ
       (本田 博己 日本のロータリー100周年ビジョン策定特別委員長)
 日本の伝統的な職業倫理論は、もともとロータリーそのものとは関係なく、東洋思想をもとにした江戸時代
 後期の商人道徳(二宮尊徳・近江商人・石田梅岩等)並びに近代における指導者(中村正直・福沢諭吉・新渡戸
 稲造・渋沢栄一等) 先人たちの教え

日本のロータリーの職業奉仕論
 1928年 ジャーナリストであった大阪RCの土屋大夢(元作)が太平洋地域ロータリー大会で「ロータリー以前の偉大なるロータリアン」というテーマで二宮尊徳の教えについて講演
 *二宮尊徳の水車の話
 水車は輪回するものだが、人の道も水車のようなものと思えば良い。その形の半分は水流に順い、半分は水流に逆らって回転する。もし、まるまる水中に 入れば回らずして流さるべし。また、もし水を離れれば回ることあるべからず。
 それ仏教にいう高徳、智識の如く、世を離れ欲を捨てたるは、水車の水を離れたるが如し。また凡俗が、教義に耳を傾けず、義務も知らず、私欲一辺倒に執着するは、水車をまるまる水中に沈めたるが如し。共に社会の用を為さず。
 ゆえに人の道は中庸を尊ぶ。水車の中庸はよろしき程に水中に入れて、半分は水に順い、半分は流水に逆らって運転滞らずに在り。人の道もそれと同じように天理に順いて種を蒔き、天理に逆らって草を取る。欲に随うて家業を励み、欲を制して義務を思うべきなり。
→決議23-34の人生哲学 利己と利他との調和
 ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげようとするものである。
 「論語と算盤」1916年 渋沢栄一 倫理と利益の調和 「or」ではなく「and」の発想→創造性
 このような精神土壌の中で、1920年、日本にロータリーが入ってきた。

俯瞰的視点(Bird‘s- eye view)に立ってみよう

■女性会員の入会を認めなかったら  ※当地区の女性会員の割合 4.66%⇒34地区中 ワースト2
  地区の会員数 2,599人⇒2,478人
■さらに新しいタイプのクラブを認めなかったら
  地区の会員数 2,478人⇒2,430人 ※1974-75年度 2,450人
■2011年7月1日と2021年7月1日のクラブの会員数の比較
  増加クラブ 11クラブ ①加古川中央RC44⇒59(34%増) ②神戸南RC65⇒86(32%増)
   ±0 クラブ 5クラブ
  減少クラブ 55クラブ 20%以上の減少クラブ 23クラブ (30%以上の減少 12クラブ)
  ※宝塚RC  21⇒14⇒12(2021.12) →宝塚中RCと合併予定
   神戸北RC 33⇒18(2018.7)⇒11(2019.6) →神戸西と合併
■加古川中央RCの増加要因
 1. 固定観念(ロータリーはかくあるべし)を持ったいわゆる長老がいない⇒ロータリーの公平さ(Equity)
 2. 特定の派閥もなく、何よりも仲が良い。(Fellowship)→退会者の減少
 3. 奉仕活動・地区への参加に意欲的(Service・Participate)
 4. ガバナーを輩出したことによる一体感・ロータリーパワー、ロータリーの楽しさの享受(Enjoyment)

出席報告

☆細谷 眞弓 出席担当委員
 2月15日の出席者 23名(ZOOM出席3名を含む) 
 2月 1日の出席者 24名(ZOOM出席1名を含む)
 1月25日の出席者 26名(ZOOM出席1名・メークアップ1名を含む) 

委員会報告

その他の報告

ニコニコ箱

☆藤定 真由美 副SAA

RID2680パストガバナー(加古川中央RC)
矢野宗司  さん  ご挨拶を頂戴いたしました。
山本裕一郎 さん  矢野パストガバナー様 本日はよろしくお願いいたします。
宇尾好博  さん  矢野パストガバナー 本日、よろしくお願いいたします。
河南和幸  さん  矢野パストガバナー 本日は宜しくお願いいたします。
平山一哉  さん  矢野パストガバナー様 ようこそ神戸中RCへ
岩﨑重曉  さん  矢野パストガバナー ようこそ神戸中RCへ
髙井敏郎  さん  矢野パストガバナー ようこそ神戸中ロータリークラブへ

例会予定

☆2022年 3月 8日(火)第1355回 「コロナ禍で海外旅行しませんか」
         当  番  寄神 正文 会員
☆2022年 3月15日(火)第1356回 「 会員卓話 」
         当  番 寄神 裕佑 会員
☆2022年 3月22日(火)第1357回 「 会員卓話 」
         当  番 吉田 泰弘 会員

本日のRCソング・BGM

☆ロータリーソング
「 うれしいひなまつり 」

☆BGM
「 Someday My Prince Will Come 」「 Triste Coeur 」
「 Etude I 」
ピアノ演奏 森田 純子 先生