「神戸ブランドとしてのファッションのあり方」

スピーカー　神戸岡本プロフィール代表取締役　貞松雅保氏

全国にチェーン展開するメンズファッションのタカキューを10年勤めた後独立し、有限会社神戸岡本プロフィールを14年前1997年創業。神戸ではまだ無かったメンズのセレクトショップを岡本に出店。だが、訪れる客は圧倒的に女性が多く、 2年後にレディース用品に全て変更「お客さんがほしいと思う商品を」と、すぐさま女性向けの店へ方向転換した。メンズファッション専門だったのでまず手がけたのは「服を売るよりお客様を知ろう」ということ。訪れる女性客に、どこで食事をし、お茶を飲み、遊ぶのかを聞いて、それならどういう服を着たいかを考え品揃えをした。ほつれやすいスカートのスリットの代わりに男性のスーツに使われるベントを採用したり、透けるからと白地のワンピースには裏地がつけられていたのを「透けるのがいやなのではなく下着のあたり感がいやなのだ」と、色物にも裏地をつけた。その頃たまたまレディースと言う雑誌に岡本プロフィールの服を着たモデルが掲載されそうすると名古屋・京都・大阪から電話での多くの問い合わせや来店で、広告費もかけずに大きく成長した。そこで2号店を4年後に京都の河原町の阪急にオープン。その後心斎橋のオーパと順調に成長していく。
　神戸のブランドを発信する為に6年前に神戸コレクションを後援やスポンサー無しで11社で手作りでやりだし年々盛況になってきたがビジネス化され過ぎたので今はお休み中。
　プロフィールのスタッフは販売員では無くコンサルテイングがきっちり出きる者でありコーデイネイトができるスタイリストであり、同じものを勧めるのではなくお客様にあったものを勧める事が出き思いのこもった者である。このように教育しを育てるのがプロフィールのやり方である。仕事が面白くないからやらない面白いからするのではなく、自分で面白くし、与えられるものでは無く自分で作るのが仕事である。 今年3月に20店舗目を博多阪急に出店予定。それに合わせ 14年目にして今回新卒を博多で初めて募集した 。即博多勤務ではなく神戸・東京、名古屋等全国を転勤して十分経験した後博多でやってもらう。 テンションが上がるとか下がるかとかマイペースとかのスタッフは入らない。 お客様に合わせて仕事をすることのできる者を応募者800人のうち10名を採用予定。 貞松社長は、 プロフィールは 売り上げではなく人を育てる会社として 日本一の有限会社を目指し仕事に対する思い入れる気持ちを常に意識しながら神戸から全国に接客を通じて神戸の良さをお客様に知ってもらいその中でブランドとして成長していきたいと。 会社に対する思いを強く語って頂きました。