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神戸中ロータリークラブって?

台湾との交流 その1

台湾・阪神大震災被災両地区 (3460地区・2680地区)強い絆で結ばれる!!

第2680地区ガバナー事務所で米谷収ガバナー、和田憲昌代表幹事・大辻眞喜夫神戸南RC会長・山口徹地区青少年委員長から見舞金と街頭募金を受け取り関西空港から台北に向け出発しました。
1999年10月2日(土)1時30分台北空港に着き、松山空港から台中空港へ向かう予定が、地震後初の大雨のため、台中空港に到着したのは6時30分を過ぎていました。台中空港では、林士珍台湾ガバナー会会長に出迎えを受け、林PGの車で着いたレストランには、第3460地区蘇哲雄ガバナー夫妻、林遠宏地区副ガバナー、黄朝商第一分区代理、陳政雄台中RC会長ほか20名ほどのロータリアンが集まってくださいました。まず、林士珍ガバナー会会長より、今回の第2680地区米谷収ガバナーから第3460地区蘇哲雄ガバナーへの支援のいきさつと今井鎮雄元RI理事、松岡通夫PGからお見舞いの電話があった旨の報告がありました。その後早速、地区からの見舞金200万円と芦屋南高等学校インターアクトクラブが中心となって三宮駅で行った街頭募金263,276円をお渡ししました。芦屋南高等学校インターアクトクラブの街頭募金時には台湾のテレビ局が取材をしており、そのビデオを台中のロータリークラブで探してくださることになりました。
第3460地区の会員の被災状況は、東南RCの前会長夫人が即死、前会長も現在意識不明の重傷のほか、会員にも数人の負傷者がでているそうです。特に、埔里、南投、集集などのロータリアンに全半壊の被害が出ているようです。しかし、地区の各クラブは訪問当日も、チャリティーオークションを行い、その売上金を赤十字に捧げるなど、積極的に救援活動を開始されているそうです。今後の救援活動としては、被災した障害者への支援、子供、高齢者等のPTSDに対する心のケアーを専門家やYMCA等と協力して進める、ロータリーの建築家を中心として復興の街作りを提案するなど、ロータリーの可能性は無限にあると思われます。また、第3460地区の救援・復興活動に対する、第2680地区の米谷収ガバナーの積極的な支援の意向をお伝えしたところ、大変喜んでいただき、また、同じ大震災の被災地区として色々な面での協力に大きな期待が寄せられました。
報告 第2680地区 青少年委員 山口 元(神戸中RC)

上の写真説明

右写真の右より
 1.大辻 眞喜夫 神戸南RC会長
 2.米谷 収 ガバナー
 3.和田 憲昌 地区代表幹事
 4.山口 徹 地区青少年委員長
 5.山口 元 地区青少年委員

左写真右より
 6.黄 朝商 台北市第一分区代理
 7.ガバナー夫人
 8.林 遠宏 副ガバナー
 9.蘇 哲雄 ガバナー
 10.山口 元 (神戸中RC)
 11.林 士珍 ガバナー会会長(PG)

芦屋南高等学校インターアクトクラブ 台湾・トルコ大地震救援街頭募金実施

1999年9月25日(土)午後1時~5時まで、三宮駅前で芦屋南高等学校インターアクトクラブ、神戸国際大学付属高校インターアクトクラブ、滝川高校インターアクトクラブ、滝川第2高校インターアクトクラブのメンバー23名、指導教官2名、神戸中ロータリアン2名 計27名が台湾・トルコ大地震の街頭募金活動を行い263,276円が集まりました。集まった募金は第2680地区ガバナー事務所を通じ被災地に送られます。
    報 告  神戸中ロータリークラブ 山口 元

台湾聖公会訪問

1999年10月2日(土)午後2時30分、神戸市ミカエル教会員の山口 元と長男の山口 宰及び大阪YMCAから台北YMCAに出向中の馬場 弘一主事の3名が台北のYMCAから土砂降りの雨の中、タクシーで台湾聖公会会館を訪ね、簡啓聰主教と奥様にお会いして、聖公会の被災状況についてお聞きしました。台湾聖公会会館にはほとんど被害はないそうです。全国の教会の被害状況はまだ完全には把握していないとのことでしたが、台中の景星堂宣道所(陳金地司祭)の1階幼稚園部分が押しつぶされ全壊になっているそうです。日本聖公会からの援助については、先日4700ドルを送っていただき感謝しているとのことでした。今後の要望としては今のところ特別なく、特に物資は必要ないとのことでした。救援活動もあまりされていないようでした。礼拝堂を見せていただき、お見舞いを申し上げて台中へと向いました。

台中YMCA訪問

台中ロータリークラブ陳政雄会長に、レストランから車で台中YMCAまで送っていただいた。YMCAでは蔡主任主事と李主任主事が迎えてくれた。蔡主事は日本語が堪能で日常会話はほとんど不自由ないようだ。李主事は阪神大震災時に西宮YMCAに1週間ほどワークキャンプで台中のレイマン・会員を5名ほど引率して来ていたので面識があった。残念ながら、その5名中3名の安否が確認できていないそうだ。2人の話では台中YMCAとしては、まだ何も救援活動に取り組んでいないとのことで、その理由としてまず何をして良いか解らない、第2に資金が集まるかどうか不安があるとのことだった。また、会館は賃貸だが、停電、断水のため事業は全て休止しているとのことだった。 私の西宮YMCAでの救援の体験から、 1.YMCAが救援本部を設置すれば救援活動に対して「ボランティア・救援物資・義援金」は必ず集まる、なぜなら、YMCAは世界一、歴史と信頼のある国際奉仕団体である。 2.YMCAとワイズだけではなくロータリー・JC・商工会議所等々が西宮YMCAを支援してくれた。 3.台中YMCAは被災者の支援になり、しかもYMCAの国際団体、社会教育団体としての特色を生かした、YMCAにしかできない、またYMCAにもメリットのある救援活動を行うべきだ。被災地の子供たちを対象とした心のケアーのためのキャンプは、YMCAのキャンプ場で行う。同じく高齢者のリフレッシュを台北のYMCAホテルを使って行うなど、アイディアはいくらでも考えられる。 4.救援活動は他YMCAのスタッフに任せて、台中YMCAのスタッフは何をさておいても事業活動の再開をしなければならない。事業収入がなければYMCAは消滅してしまう。西宮YMCAの場合、救援本部に各YMCAの選抜スタッフがはいり、その救援活動の総指揮を館長の山口元が行い、西宮YMCAのスタッフは事業活動の再開に全力を尽くした。 以 上 西宮YMCAの救援記録を元に助言をした。夜行バスにて台北に午前3時に戻った。

ワイズメンとの懇談

10月3日(日)午前7時30分に台北YMCAホテルにて 台湾ワイズのDAVID HSIAO氏林 博司氏、王勝輝氏に姫路ワイズメンズクラブ(11万円)、東京目黒ワイズメンズクラブ(18万円)からBCの埔里クラブへの見舞金を手渡し、その後懇談、DAVID HSIAOから各ワイズメンは長老教会の救援に協力して活動しており、神戸元気村の吉村氏(東京多摩ワイズ)を支援しているとの報告をしていただいた。私の方からは、ワイズメンの働きは大変すばらしいと思うが、西宮YMCAの経験で言えば、YMCAへの信頼で、世界中から「ボランティア・救援物資・義援金」が集まった。YMCAが前面に出ることによって、現在の数倍、数十倍の救援活動が可能となる。また、現在のようなスタイルではYMCAには全くメリットがなく、当然YMCAへの復興募金も集まらない。終わってみればワイズはよい働きをし、しかし、YMCAはつぶれて消滅してまったでは話にならない。ワイズメンならYMCAを支えてやるべきではないか、とかなり辛辣な苦言をした。

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